ペレス・プラードといえばマンボです。マンボとは音楽のジャンルのひとつとも言えますが、マンボという「リズム」のことを指しているとも言えます。
ペレス・プラードはマンボの他にチュンガやコシコシ、ボンゴソンなどたくさんのリズムを作っています。
中でも、メキシコを初め中南米で流行したのが熱狂的なリズム「デンゲ」です。
「デンゲ」という名前は「デング熱」を由来としていて、車のホイールをスプーンで叩き独特なリズムを刻みます。
ペレス・プラードは日本の曲も数多くマンボにアレンジしていますが、「ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー」はデンゲのリズムにアレンジし演奏していました。
このリズムを聴くと何故か気分が盛り上がりますね。最近のジャパンツアーではデンゲは演奏されませんが、いつか日本でもデンゲのリズムを演奏してみたいです。