ペレス・プラードが、キューバからメキシコに音楽活動の本拠地を移して最初にレコーディングした曲が「ホセ」です。
1949年4月5日にレコーディングされました。
サクソフォンの不協和音に続き、トランペットがとても印象的な曲です。メキシコ人プレーヤーによるブラス隊の引き締まった厚みのある演奏は、ペレス・プラードの音楽には欠かせない存在となっています。
この後「ケ・リコ・エル・マンボ」や「マンボNO.5」などの大ヒット曲がレコーディングされていきます。
私が初めてペレス・プラード楽団のコンサートを観に行ったのが1992年のジャパンツアーでした。
このコンサートの1曲目が、記念すべきペレス・プラードの初メキシコ録音曲である「ホセ」でした。
この曲を聴いたのはこの時が初めてだったのですが、異国情緒漂う不思議なメロディーにノックアウトされました~