ラテン音楽といえばダンスがつきものですが、ペレス・プラード楽団は主にトランペットやサキソフォンがステップを踏みながら演奏します。
そしてペレス・プラードは踊ったり足を蹴り上げながら「ウッ!」と叫ぶ独特の指揮をしてステージを盛り上げていました。
さて、そのステップですが社交ダンスなどで使われるステップとは違い楽団員はこの様にステップを踏みます。
ペレス・プラードの代表曲の「ケ・リコ・エル・マンボ(マンボ・ジャンボ)」に合わせて踊ってみました。
基本的なステップのようで、ややテンポの速い曲に多用されています。もちろん「マンボNo.5」でもこのステップでサキソフォンが演奏しています。
今では小学校の音楽教科書に「マンボNo.5」が記載されていますが、このステップを使えば授業の時にダンスをしながらマンボのリズムを楽しく覚えることができますね。
ペレス・プラードの死後、2大目リーダーのへスース・ガルニカ・マルティネスは「ケ・リコ・エル・マンボ(マンボ・ジャンボ)」をベースに「マンボでダンス」という曲を作曲しています。
ジャパンツアーではコンサートの最後に演奏され、会場のお客様と一緒に体を動かしてペレス・プラードのマンボを楽しみます。
2016年のコンサートではコンガのルイス・アグエーロがステージ中央に移動。マイクを片手に日本語で歌い、得意のダンスも披露します。
私は、ボンゴからコンガに楽器をチェンジ。ステージから見るホールの様子は圧巻です!
お客様が皆立ち上がり、音楽に合わせて楽しく体を動かしているその様は、まさにラテンですね。
お客様と一体になれた感じがしました。ペレス・プラードのマンボ最高です。
ただ、ルイスさんは背が高く、コンガのセッティング位置が高いので、演奏するのに苦労しました~(笑)