ペレス・プラード楽団の初来日公演は1956年10月。当時「三人娘」として人気を博した美空ひばりさん、江利チエミさん、雪村いづみさんと共演しました。
ペレス・プラード楽団は、日本の曲もレパートリーに入れており、なかでも「サクラ・サクラ」は、初来日公演から帰国した直後にレコーディングされ、「キューバン・カーニバル」というアルバムの中で発表されました。
70年代には、日本の民謡や歌謡曲を日本ビクターでレコーディングしています。
なんだか怪しげでエキゾチックな雰囲気で、ペレス・プラード特有のサウンドが炸裂しています!
日本のテレビでも多くの演奏が収録されていますが、
2002年には、五木ひろしさんが司会を務めた番組に出演した際に、「よこはま・たそがれ」を演奏しています。
もちろん、歌は五木ひろしさんですよ!
今でも人気のある昭和歌謡ですが、この「よこはま・たそがれ」では、ペレス・プラード楽団の傑出したアレンジ、そして至高の演奏を楽しむことができます。
私がペレス・プラード楽団の来日公演のステージで演奏した日本の曲は「お祭りマンボ」と「青い山脈」。
ペレス・プラード楽団マニアの私は、今回「青い山脈」のレパートリーがあることを、2016年の来日時に初めて知りました。
いつも、まだ聴いた事のない音源を初めて聴くときはとてもワクワクします。新鮮な気持ちと、「そーくるかー!」という巧みなアレンジに興奮するのです。
今回は自らステージで演奏するということで興奮も倍増!
嬉しさもあり、また緊張感もあり、最高に楽しかったです!!