この「音楽の巨人たち~」シリーズは、TBSが保有する映像ライブラリーの中から、20世紀を代表する偉大な音楽家たちの貴重な映像を放送しています。
出演アーティストは
#1,18 フランク・シナトラ
#2 サミー・ディヴィスJr.
#3 カテリーナ・ヴァレンテ
#4 ハリー・ベラフォンテ
#5 ナット・キング・コール
#6 アニタ・オデイ
#7 デューク・エリントン
#8 エラ・フィッツジェラルド
#9 モダン・ジャズ・カルテット
#10 ジュリー・ロンドン
#11 ハリー・ジェームス
#12 セロニアス・モンク
#13 アート・ブレイキー
#14 キャノンボール・アダレイ
#15 イヴ・モンタン
#16 ダマソ・ペレス・プラード
#17 ミッチ・ミラー
以下、番組ウェブサイトより抜粋
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TBSが誇る多彩な映像ライブラリーから、半世紀の時を経て発掘された洋楽・ジャズの巨匠たち
の名演をお届けするシリーズ。
第16回は「マンボの王様」ダマソ・ペレス・プラード。キューバ生まれの彼が一躍人気アーティストとなったのは、メキシコに移住し、自身の楽団を結成してから。
1950年代に数々のヒット曲を世に送り出し、世界にマンボブームを巻き起こした。その演奏スタイルは独特で、指揮をしながら踊り、お得意の「アァ~ウッ!」の掛け声で楽団を煽る。
1963年に来日公演を行った際、TBSの収録でもご機嫌なステージを披露。しかしこの頃すでにマンボの人気は下火に。そこで「Patricia」「Mambo No. 8」などのヒットナンバーに加え、自ら編み出したデンゲ(Dengue)という新ジャンルの楽曲を演奏。
Dengueとは「デング熱」の意で、自動車のホイールを叩く金属音が、熱にうかされたようなダンスにぴったりのリズムを刻む。公演でボーカルを務めたメキシコの女優、エミリー・クランによるデンゲのステップ紹介も一興。
※本作は1963年に「土曜プレゼント ペレス・プラード イン トーキョー」としてTBSで放送されたものです。
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