マンボの正装といえばフリフリの袖がついた衣装。
このユニフォームは「ワラチェーラ」と言います。
ペレス・プラード楽団ではお馴染みの衣装ですが、おそらく1940年代後半に発明されたものと思われます。
たくさんのデザインがあり、シャツのように袖を通して着用して、ボタンの代わりに腰のあたりで紐を結ぶタイプや、
フリフリがついた腕の部分だけのタイプがあり、それぞれ色鮮やかで美しいものです。
(手前は、ペレス・プラード)
私が2006年、メキシコシティーでペレス・プラード楽団の2代目リーダー、ヘスース・ガルニカ・マルティネス氏からパーカッションを学んでいた時、なんと実際にペレス・プラード楽団で使用しているワラチェーラを、記念に1着プレゼントしていただきました。上の写真の青いワラチェーラがそれです!
憧れのペレス・プラード楽団の衣装をいただけるなんて、思ってもいませんでした!
最高に嬉しかったです。
そして、ペレス・プラード楽団の衣装を管理している部屋にも入らせていただきました。
たくさんのワラチェーラが並ぶ様は圧巻です!
こんなにも色んな種類のワラチェーラがあるとは。
写真を撮るのを忘れたことが、本当に悔やまれます。
自分では、ペレス・プラード楽団マニアとして、かなりの数のワラチェーラを見てきたと思っていましたが、まだまだでした。
あぁ、早くあの衣装を着てステージに立ちたいなぁ。。。という思いがさらに強くなりました。
アァ~うっ!!