皆さんご存知『ごきげんよう 』は、小堺一機さんが司会をされていた、フジテレビのお昼のトークバラエティ番組です。
この番組のテーマ曲として長い間使われていたのが、ペレス・プラード作曲の「マンボのビート(マンボのリズム)」でした。
演奏は、私のパーカッションの師匠、パラダイス山元先生率いる「東京パノラママンボボーイズ」です。
お昼の人気番組で使用されたこの曲は、日本でも大変有名なナンバーとなりました。
ペレス・プラードが、自身の楽団で初レコーディングしたのは、1959年の2月17日。
ペレス・プラードが考案した「マンボ・バティリ(Mambo Batiri)」というスタイルで演奏されました。
マンボバティリとは、テンポが速くパーカッションが活躍する形をいいます。
その後も、ペレス・プラード楽団は何度もアレンジを変えながら幾つもレコーディングしています。
動画は、私が2007年にメキシコで「ペレス・プラード楽団」のメンバーとしてライブに参加した時のものです。
お客様の盛り上がりも最高で、私たち楽団メンバーもとても楽しく演奏することができました。
このコンサートの最初に、2代目楽団リーダーのヘスース・ガルニカ・マルティネス氏がお客様に挨拶をしたのですが、楽団本拠地のメキシコでの演奏で、楽団初の日本人メンバーということもあったのでしょう、なんと私も挨拶をさせていただいたのです。
多くのペレス・プラードファンの皆様の前で挨拶ができたことは私にとって大きな喜びでした!
その時の映像を持っていないことが、悔やまれます…。
スペイン語が話せない私は、なんとか知っている単語を並べて挨拶をしました。
ファンの皆様は私に大きな拍手をくださり、暖かく迎えてくださいました。
ペレス・プラードが言っていた次の言葉があります。
「私の音楽を最も愛してくれる場所」
そんな情熱の国、メキシコの皆様に敬意を払いつつ今後もペレス・プラードの音楽を演奏していきたいと思います。