この秋一番の話題作、巨匠マーティン・スコセッシ監督最新作の『アイリッシュマン』
この映画の中でペレス・プラード作曲の『ケ・リコ・エル・マンボ Que Rico El Mambo』が使われております。
この曲は、マンボの王様と言われた『ペレス・プラード』が作曲しました。
『マンボNo.5』とともに世界にマンボブームを引き起こしたペレス・プラードの代表曲です。
ペレス・プラードは1949年に初レコーディング。
アメリカでは400万枚という超ベストセラーを記録。
アメリカではなぜか『マンボ・ジャンボ』というタイトルで知られています。
曲のタイトルは「マンボはなんて素晴らしい」という意味で、曲中にもバンドメンバーがこの言葉をコーラスしています。
ペレス・プラードのマンボは、サクソフォンの歯切れの良いスタッカートに、今までメロディーを担当する楽器であったトランペットにブライトなリズムを刻まる。
そこに複雑な打楽器がミックスし、ペレス・プラードのトレードマークである「アァ〜うっ!」の掛け声が響き渡るサウンド。
そして、この曲のようにコーラスが入っているのも特徴です。
『ケ・リコ・エル・マンボ』は現在のペレス・プラード楽団のオープニングテーマ曲。
リーダーのカウントが始まりこの曲がスタートすると、私はとてもウキウキな気分になります!
たくさんのお客様と一緒にペレス・プラードのマンボを楽しめるのですから!!
映像は、私が『ペレス・プラード楽団』のメンバーとしてジャパンツアーに参加した時の『ケ・リコ・エル・マンボ』です。(2016年)
以下はサウンドトラックが発売されるソニー・ミュージックから引用
巨匠マーティン・スコセッシ監督による映画『アイリッシュマン』は、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシ等が出演しているこの秋一番の話題作。
スコセッシ監督とデ・ニーロがタッグを組むのは『カジノ』(1995)以来となる。
本作では第2次大戦後のアメリカ裏社会を舞台にある殺し屋が見た無法者たちの生き様がオスカー俳優の豪華共演により迫力たっぷりに描かれる。
サントラにはグレン・ミラー、ファッツ・ドミノ、ファイヴ・サテンズ、サント&ジョニー等時代を彩る1940-1950年当時のヒット曲がちりばめられ、音楽にこだわりのあるスコセッシ監督ならではのセレクションとなっている。
ロビー・ロバートソンとスコセッシ監督といえば、ザ・バンドの1976年解散公演のもようをとらえた伝説のライヴ・ドキュメンタリー『ラスト・ワルツ』が思い浮かぶが、本作ではロビー・ロバートソンがスコアを提供している。
『アイリッシュマン』は9月27日から行われた第57回ニューヨーク映画祭のオープニングでワールドプレミア上映された。
脚本は「シンドラーのリスト」「ギャング・オブ・ニューヨーク」等を手掛けたベテラン=スティーヴン・ザイリアン。
11月1日に全米で限定劇場公開され、11月27日からNetflixで世界同時配信される。サントラは11月8日からデジタル配信がスタート。
映画予告リンク(Netflix ネットフリックス )