1963年に「土曜プレゼント ペレス・プラード イン トーキョー」としてTBSで放送されたものです。
音楽の巨人たち ~TBSのライブラリーから、50年ぶりによみがえる~
放送日は、11月25日(月)20:00~20:45です。
以下、TBSチャンネルのウェブサイトより抜粋
TBSが誇る多彩な映像ライブラリーから、半世紀の時を経て発掘された洋楽・ジャズの巨匠たちの名演をお届けするシリーズ。
第16回は「マンボの王様」ダマソ・ペレス・プラード。
キューバ生まれの彼が一躍人気アーティストとなったのは、メキシコに移住し、自身の楽団を結成してから。
1950年代に数々のヒット曲を世に送り出し、世界にマンボブームを巻き起こした。
その演奏スタイルは独特で、指揮をしながら踊り、お得意の「アァ~ウッ!」の掛け声で楽団を煽る。
1963年に来日公演を行った際、TBSの収録でもご機嫌なステージを披露。
しかしこの頃すでにマンボの人気は下火に。そこで「Patricia」「Mambo No. 8」などのヒットナンバーに加え、自ら編み出したデンゲ(Dengue)という新ジャンルの楽曲を演奏。
Dengueとは「デング熱」の意で、自動車のホイールを叩く金属音が、熱にうかされたようなダンスにぴったりのリズムを刻む。
公演でボーカルを務めたメキシコの女優、エミリー・クランによるデンゲのステップ紹介も一興。