ペレス・プラード作曲の番号付きマンボ。
「マンボNo.5」の他には「マンボNo.8」があります。
ペレス・プラードの楽曲の中でも最も知られているであろう「マンボNo.5」は、1948年頃に作曲されました。
ペレス・プラードは、自身の最高傑作としてベートーベンの交響曲第5番(いわゆる「運命」ですね)にあやかり、「マンボNo.5」と名付けたと言われています。
実は、ペレス・プラードがまだキューバで音楽活動をしていた頃、有名な「マンボNo.5」とは全く違うメロディーで「マンボNo.5」を作っています。
激しい打楽器のリズムにペレス・プラードの激しいピアノの演奏(まるで打楽器を叩くかのよう!?)が繰り広げられている曲です。
1948年頃、新たに作られた「マンボNo.5」は、ペレス・プラード作曲の「ケ・リコ・エル・マンボ(マンボ・ジャンボ)」とともに大ヒットし、マンボブームの火付け役となりました。
両曲ともに、ペレス・プラードはその後何度もレコーディングしており、録音された時代によって曲の雰囲気が違います。
1970年代のマンボNo.5
ペレス・プラード指揮ペレス・プラード楽団
「マンボNo.8」は1950年頃の作品です。
スペイン語で1から8までを数えてマンボ!と叫ぶ、ユニークな曲です。
オリジナルバージョンのマンボNo.8
ペレス・プラード指揮ペレス・プラード楽団
よく、No.5とNo.8があるのだったらNo.1もあるだろうと思われがちですが、ペレス・プラードはNo.1は作っていません。